いままでは人数も少ないしということで、コワーキングスペースをメインに活動していたのですが、さていよいよオフィスを稼働させるかということで、AmazonやASKULを使って什器を揃え、おおむねセットアップを完了させました。
これは執務用の机です。私自身、物が多かったり、派手なのは好きじゃないので、めちゃくちゃ簡素です。いまはネットで買えば翌日には届く世の中ですから、必要になったら買い足せばよいのです。はじめから、いろいろと揃える必要もない。本当に起業に優しい世の中になりました。
こちらは来客スペースです。パーテーションは可動式なので、密閉空間にすることもできます。職業紹介の許認可要件として、密閉された面談スペースの確保がありますので、設置したという背景もあります。
リアルミーはバリューにも書いているとおり、透明性を大事にしている会社ですから、必要ないときはオープンスペースにするつもりです。もちろん、面談や商談などプライバシーや機密が大事な瞬間は、密室にすることもありますが。
というのも、過去の経験から、会議が多い会社、秘密の打ち合わせがある会社は、内向き・政治的でエネルギーロスが多いなあと思うのです。1日8時間働くなかで、社内調整や政治にけっこうな時間が割かれている。でも、その時間は本当は、外向き(主には顧客)に使われるべきなのです。
だから、リアルミーのオフィスは物理的に内向きな活動ができないような空間にしたいなあと思っていました。まぁ、そうは言ってもはじめたばかりの会社ですから、物件も什器も内装も、あまり選択肢がありません。でも、窓に囲まれたオフィスで、最小限の什器、シンプルな内装、打ち合わせもオープンにできるような空間だと、わざわざ内緒話なんてする気にならないかなあと思います。議論すべきことは、みんなが聞こえる場所でもいいから、喧々諤々やったほうがいいのです。
なにも無いよう見える簡素なオフィスも、そうした背景があると、なんだかこだわりがあるように思えてきます。ちなみに内装工事はしていませんから、什器だけでせいぜい15万円ぐらいのコストです。可動式にしたがゆえ、パーテーションが1番高かった・・・もっと安くいけたはずですが、固定式だとオープンの原則を守れないかなあと。
なにはともあれ、これで腰を落ち着けて仕事できるし、コワーキングスペースでまわりを気にすることもありません。