創業から2ヶ月が経ちました

リアルミーは2017年7月3日、7月の第1営業に登記申請しましたから、ちょうど8月の最終営業日である今日は創業から2ヶ月ということになります。

最初の1ヶ月は登記や税務署、都税事務所、そして職業紹介の許認可申請といった書類作業が多かったのですが、8月はいよいよサービスリリースを前にして営業、マーケティング、プロダクト開発、そして徐々に増えてくるバックオフィスとの戦いでした。バックオフィスに関しては以前のブログにも書いたとおり、ツール導入やオペレーション設計、採用が進み、かなり効率化できてきたかなと思います。その一方で、ビジネス面はどうしても一人でいろいろやらねばならず、ちょっと営業したと思ったらプロダクト側にも着手して・・・と、タスクが細切れになってしまいがちでした。結果として、集中力が続かなかったり、全体のプロジェクトマネジメントに苦しんだりすることが多かったなぁと思います。

そういえば前職で介護事業所の経営支援サービスを提供していたことがありました。介護事業所は小規模事業者が多く、社長が一人で営業も経理も採用もやっていて、日々の業務に忙殺されて経営に集中できない。その負を取り除くというのがコンセプトでした。そのコンセプト自体は理解していたつもりでしたが、いざ自分が社長になってみると、「ああ、なるほど、こういうことなんだな」というのがよく分かります。しかも、介護業界であれば社長自ら現場で介護サービスを提供しているケースもありますから、新しい事業を作ろうとか、資金繰りをどうしようとか、そういうことをじっくり考える時間なんて無いのでしょう。正直なところ、前職では「忙しいとは言っても社長なのだから、未来のことも考えないと」と思っていました。が、目の前のことをこなしながら未来を見るというのは、短距離走と長距離走を行ったり来たりするようなもので、けっこうしんどいのです。

そこに対する解決策は、業務の効率化もありますが、やっぱり採用だろうなぁと思います。自分がやっていた業務を分解して、渡しやすい形のかたまりにしていく。つまるところの分業制です。そうすると、各人が分業された各業務に集中できるようになって、生産性も上がるでしょう。しかし、人を増やすということは人件費が先行投資になっていくわけですから、リスクをとることになる。ここを踏み切れるかどうか、気持ちと財務基盤が勝負になると思います。気が大きい小さいは人によりますから、財務基盤が論点になるわけですが、方策としては売上を生み出すか資金調達ということになりますね。先立つものがなければ、判断も進まないということです。

だから、創業期の社長が1番にやることは、早く事業を立ち上げる・伸ばすこと、そして融資でも増資でもいいから資金を調達することでしょう。そして、それらとあわせて採用を進めていくことになるだろうと思います。

 

とうわけで弊社も9月には1つ目のサービスをローンチして、矢継ぎ早に2つ目、3つ目を立ち上げていく予定です。営業兼事業開発、エンジニア、デザインは採用していきたいと考えておりますので、ご興味があればお問い合わせください。

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